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五十肩の症状と段階

五十肩とは、肩関節の周囲が炎症を起こすことで起こる痛み、また、肩関節の骨が異常を起こすことで起こる可動域の減少、この2つが同時に起こる病気です。

五十肩は肩関節周囲炎とも呼ばれますが、この病気にも色々で、病名が特定できた場合は五十肩ではなくなる、ということもあります。つまり五十肩とは、このような症状を言うという定義はあっても、その原因がはっきりしていないことが多く、はっきりとした診断がされた際には別の病名が特定されて五十肩ではなくなることがあるのです。

五十肩はこのように病名が特定できない症状で、原因がわかっていない病気です。また、五十肩には段階があり、それぞれで治療方針も大きく変化してきます。

急性期は炎症が起こってすぐの状態です。炎症を起こしてしまってなかなか消えず、痛みも大きくて我慢できないようなレベルになる場合がほとんどです。急性期では消炎鎮痛剤を打ったり塗り薬や貼り薬によって患部を冷やし、症状を軽減させることが大切です。

特に夜間痛がひどいケースでは痛み止めやアイシングの他にブロック注射などを用いる場合もあります。ブロック注射は神経に直接局所麻酔薬を注射することで、痛みの伝達を取り去って、自然治癒の効果を高めます。

副作用もすくない方法ですが、間違った部位に注射をしてしまう可能性もあり、この場合は状況がより悪化することも充分に考えられますので、ブロック注射は施術する医師が熟練の技術を持っていることが条件と考えられます。

激痛も次第に治まってくると、慢性期の段階に入ります。慢性期では、患部を今度は冷やすのではなく温めることが必要になります。温めればそれだけ痛みも減ってきて、可動域を復帰させるためのトレーニング、リハビリを用いるように指導を受けます。

急性期が長ければ長いほど、リハビリも長く必要です。癒着が大きいとそれを取り去るための時間もより長く必要になり、また癒着を進行させないためにも、リハビリは毎日一定量を継続させることが大切になります。