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介護について

厚生労働省が職場における腰痛予防対策指針を19年ぶりに改定して発表しました。仕事をしていて腰痛になる人がいかに多いかという事ですね。

長寿の国になった日本は高齢化社会が年々進んでいき、それに伴い高齢者に関わる職種も多種多様に増えていています。その中で高齢者が一番頻繁に使うサービスという点で介護があげられます。

介護の仕事は大変多く、働き手の人数が間に合わないような状況です。しかしその仕事は介護者をベッドに移動をしたり入浴の為に持ち上げたりする重労働です。

その為にヘルパーなどの職業についている人は腰や膝に痛みなどの症状がある人がとても多いのです。

介護職の学校や会社で高齢者の移動方法や持ち上げる時の注意点などを教わっていても職業病ともいえる腰の痛みを抱える人は後を絶ちません。日本は高齢化社会なので高齢者の手助けとなる仕事はなくてはならないものです。

介護は専門職以外にも身近な家族が行う事も多くあります。国の定めているサービスには使えるもの、使えないものがありますから、国が定めたサービスを使う事が出来ない場合は家族が高齢者の身の回りのケアを行っています。

また、そこで介護を仕事にしている人や家族が腰を痛めないようにする為の予防法をご紹介します。

まず、予防方法としてなるべく筋肉を柔らかく保っている事が大事です。寝たきりや1人では移動が難しい高齢者の排せつや入浴の為の補助を行うという場面では力を入れることにより背中や腰に緊張が走ります。

この時に筋肉が硬くなってしまうと腰の痛みの原因になってしまいます。ストレッチや柔軟運動などをおこなって筋肉を休ませたりほぐす事が必要です。

休憩時間や就寝の前、入浴中などに積極的に意識して筋肉の硬直を緩めておきましょう。こうする事で疲労の蓄積も軽減され痛みの予防になります。

また、車を乗り換えることも検討すべきです。介護をする場合、病院や施設などの送り迎えに必ず車を使います。その場合、毎回介護者を車に乗せる際に前かがみになりながら、車に乗せることが多くなるため腰痛を発症しやすくなります。

これを避けるためには、介護者専用に作られた車に乗り換えることがお勧めです。車椅子のまま車に乗せることができたり、バスのように乗り降りする方の車高を自動で変えることができる機能が付いています。

しかし、そのような車は高いというイメージがあるかもしれませんが、中古車であれば比較的安価で手に入れることができますし、国の補助金も受けることができますので、実質の経済的出費は最低限で済ますことができます。

また良い睡眠を取る事も大事です。しっかりとした良い睡眠は疲労を回復します。体力や筋肉の回復ももちろんですが、ストレスなども睡眠不足によって起こりやすくなります。ストレスが多くなると腰が痛くなる原因にもなります。

介護の仕事で夜間勤務などを行わなければいけない時も仮眠をしっかりとり、休みの日にはしっかりと疲れを取りましょう。

注意をしていても腰が痛くなってしまった場合には腰に装着して負担を軽減するサポーターを利用しましょう。頑張り過ぎて介護を行っている人が具合が悪くなってしまってはいけません。